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NagVisを使ってみる(設定編) [nagios]

■準備作業
ホスト間の親子関係を定義する。
方法はホスト定義の記述に"parents"に親となるホスト名を指定する。
 
define host {
  host_name aaa    
  ・・・ 
  parents bbb    <--- この部分を追記。
 
■ログインについて
以下のURLにアクセスする。 
 
nagvisにはデフォルトで以下のユーザーが用意されている。

ユーザー名:nagiosadmin パスワード:nagiosadmin
ユーザー名:guest パスワード:guest

guestユーザーは読み取り権限しかないので、ここではnagiosadminユーザーを使ってログインする。ログイン後の画面には [Map Index] [Automap index] [Rotation Pools]と言った表記がある。
それぞれいったい何かというと、マップインデックスは表示画面一覧とでもいうもので、マップというのはそれぞれ作成した表示画面のことである。
Automapはその名の通り、自動作成されたマップのことである。
そしてローテーションプールとは複数のマップを束ねて一定時間おきに自動でマップが切り替わるものである。その名の通りマップがローテーションしてくれるわけである。

初期画面で簡単なサンプルデモ画面がいくつか存在する。
これらのデモマップ画面を参考に編集してみる。

まず、基本的な仕組みとしては、背景に画像ファイルをおいて、その上にnagiosで定義した監視対象ホストのアイコンをブラウザ上で配置する。アイコンはNagiosと自動的にリンクしてくれるのでいくつかのプロパティを設定(と言っても結構細かい設定が可能)すればこだわりの監視画面が作成できる。

■閲覧モードから編集モードへ切り替える。
まず、[Map Index] にある[demo] をクリックしてマップを開く。
閲覧モードなので、編集する場合は画面上部のメニューバーの中から、Action -> Edit Current Map をクリックする。
そうすると、メニューバーに [Map] と [Options] というメニュー表示が増え、ブラウザ上で編集することが出来る。

■マップ全体のオプション変更
マップの背景画像や配置したアイコンオブジェクト共通のプロパティを変更する場合は Map -> Map Options をクリックする。
ただし、背景画像をあらかじめnagvisに登録しておく必要がある。
この場合、新規の画像ファイルを作成したあと、Options -> Manage Backgrouds をクリックし、
[Upload Background Image]の[Choose an Image] 欄に画像ファイルを指定してUploadボタンをクリックする。そうすると[Map Options] の[map_image] プルダウンメニューに先ほど登録した画像ファイルが選択可能になる。

■マップにアイコンを追加する
マップ上にホストアイコンを追加する場合は Map -> Add Icon -> Host をクリックする。
サービスオブジェクトを追加する場合は Map -> Add Icon -> Service をクリックする。


■アイコンの移動、編集、削除
画面上にある緑色のチェックボックスアイコンは四角がホスト(サーバ)、丸がサービスをしめしている。アイコンにマウスをあわせて左クリックしたままマウスを移動させるとアイコンもドラッグして移動する。右クリックするとプロパティ編集やクローンコピー、アイコンの削除が出来る。
プロパティの内容については本家ドキュメントに詳しく載っているのでこちらを参照。

タグ:Nagios nagvis
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