GoogleがPowermeterをやめるらしい [思]
最近の暑さに加えて、そろそろ節電一辺倒では厳しい様子を感じる毎日。
見える化は確かに第一歩だが、それだけでは十分ではなかったと言うことだろうか。
見える化だけでは3%程度の削減効果しかないあたりを見ると、持続性や徹底が難しい現実が垣間見える。
一方、上記ブログに記載されているEcofactorは一歩進んでおり、各家庭に備えられたインテリジェント・サーモスタットが天候データ、住宅内の温度、住宅自体の仕様などの情報を解析し、自動的に適正温度が設定されるという。
会社の共用トイレのスイッチ付近には「使い終わったら消灯してください」という張り紙がある。
しかし、いつもトイレに入るときは灯りがついているという現実を見るにつけ、センサーつけろよと思う。
こちらのブログにはPowerMeterが離陸しなかった5つの理由が挙げられている。
- 時期尚早
- Opt-outではなくOpt-inだった
- 電力会社よりも消費者フレンドリーだった
- 消費者に直接的(電力会社との関係が薄かった)
- Googleはエネルギー会社ではない
全部の意見に賛成するわけではないが、Googleが今までしてきたように技術革新が人や企業、社会の行動を変えるというアプローチが失敗したように思う。米国では電力会社がいっぱいあるからと言う事情もあると思う。しかし、電力会社をぬきにしたスマートグリッドはやはり難しいと思った。
2011-06-28 21:47
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