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出来ない理由を考える前に、できる事を考えろ。 [思]

自戒を込めて。

仕事をしてると出来ない理由を並べる人は必ずいるもので、それ自体は仕方ないと思う。
でもね、何事にもリスクは必ず残るわけです。
そのリスクを与えられた時間や予算や人員といった制約条件の中で乗り越える努力はするべきだと思うのですよ。
リスク自体が杞憂に終わることも多々あり、費やした努力が無駄に終わることも多々ありますがそれは経験や周りからの信頼といった形で還元されると思うですよね。そう思いたい。

このコラムを見て週末DVDを借りてみた。あわせてコラムの続編も読んだ。
戦争映画をビジネス視点や自分の生活目線で見てみると考えることが膨らみます。

上司の命令や周りのお願いに応えることは出来る範囲で応える。
できないものは出来ないと断るか、サボタージュして「テヘペロ」しちゃうかはケースバイケース。
サボタージュするなら言い訳は用意しましょう。
でも、サボタージュする前に出来ることをまず考えよう。
出来ないと諦める前に自分たちに出来ることは何かをまず考えよう。

逆に何かをお願いしたり命令したりするときには、相手に多くを期待しないこと。
それに未来は誰にも分からないのだから結果についても多くを期待しない。
期待するなということではなく、期待しすぎないこと。
それは寂しい見方かもしれないけれど。

人の人生にしてみれば、
赤ちゃんには無限大の可能性を持って接し、
青年には多くの期待を込めて、失敗を許容し、
中年にはほどほどの期待を求めるのと同じなんじゃないかな。



謹賀新年 [思]

新年明けました。

今年もよろしくお願いいたします。
昨年はめっきりブログの更新回数が減り、アウトプットが少ない年でした。
TwitterやFacebookで書き込みが増えたかというとそうでもなく、単純にアウトプットが減りました。
自分の中で、書くことにより物事を整理し、蓄積されていく感覚があるのでこれは良くない傾向です。蓄積されずただ消化しているだけです。

Twiiterでは気になったニュース記事をコメントをつけることなくRTしてました。
自分の備忘録がメインですが、あまり大手メディアで取り上げられていないようなニュースを中心にRTして、フォローして頂いている方やFacebookの知人に対して、気づきの機会にしてもらえればと言う思いもありました。
それについては、知人から面白くないと言われたのをきっかけに改めて考えると、そもそもニュース自体がマイナーすぎてつまらないというのもありますが、自分の備忘録と言いつつ、自分の記憶に残るようなものがあまりないことに気づきました。
これはやはり、一言コメントをつけるべきだろうと言うことで直していきたいと思います。


一方でインプットのほうは、約40冊ほどの読書をしました。50冊くらいは読みたいと考えていたのですが、夏頃から3ヶ月ほど試験勉強した影響から目標には届きませんでした。
今年は船舶免許を取る予定なので、読書量を減らすことなく頑張りたいと思います。


昨年は自分の中で、「死」がテーマになりました。九月に身内の不幸があり、改めて死について考える機会が多かったです。厳密には死ということよりもその周辺である葬式という儀式、それにともなう宗教観とかがメインです。無宗教を自認していてもいざ冠婚葬祭の際には宗教に触れざるを得ない事実があります。(仮に避けるとしても宗教という存在自体を避けては通れない。)

宗教のことを知らないから無宗教であることと、知った上で無宗教であることとは違いがあると思います。これからの時代、宗教というのは地域や会社といった昭和以前のコミュニティが崩壊している平成の日本において救いになるのではないかと思います。



ともあれ、今年は30代最後の年と言うことで、自分史的には激動の10年となる集大成の年として楽しみたいと思います。
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PMP試験受けました。 [思]

PMP受験までご参考までに振り返りたいと思います。

■勉強方法

主に利用したのは、事前に義務づけられている講習会で配布頂いた問題集と模擬試験集です。
問題集は2回、模擬試験集は1回やりました。
このほかに市販の参考書の章末にある練習問題を2回やりました。
苦手な分野は3回以上やりました。

社会人の多くの方がそうだと思いますが、基本は問題集の反復です。
参考書を読んでも覚えられないのが一つ。もう一つの理由は、まとまって勉強する時間を確保することが難しいからです。
練習問題を解いて、苦手分野を集中してPMBOK、参考書を読んで補完しました。

練習問題を何度か繰り返してそろそろ受験しても大丈夫かなと思った頃、
週末に本番同様200問の模擬試験をやりました。
一度やってみるとわかりますが、4時間近く集中することは非常に疲れます。
ペース配分や身体を慣らす意味でも2,3度事前にやっておくことをおすすめします。


■試験の予約

業務経験をPMIのサイトで登録します。
経歴は間違いがないよう何度も見直していたので、登録が完了していたものと思っていましたが、改めて確認すると登録完了されていませんでした。
この登録が完了しないと、eligible IDという試験の予約に必要な番号が発行されません。
実際、登録完了したのは10月23日で、その後プロメトリックのサイトで予約状況を確認すると、11月は4日以外の土日祝日は空いていません。土日祝日以外は受験可能枠が空いているのに。。。4日を逃すと受験は12月になってしまいます。
試験直前にはまとまって勉強したいところですが、夜は予定が一杯で出来ません。
遊びの予定を入れる前に試験の予定を入れるべきでした。

さすがに12月までモチベーションが維持できないと思い、11月4日に受けることにしました。

教訓
業務経験の登録はお早めに。
試験予約もお早めに。


■試験当日
茅場町で受験しました。試験会場は地下鉄の駅から徒歩10分弱くらいかかるので
時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

会場ではPMPだけではなく、他の試験を受験される方が多かったように思います。
おそらくCPA(米国公認会計士)試験を受けている方が多かったようです。

受付を済ませて、待合室で静かに待ちます。
受験ルームにはパスポートとロッカーの鍵以外一切持ち込み禁止です。
ハンドタオルもNGと言われました。
メモ用紙と鉛筆は受験ルームに入る直前に渡されるのでご安心を。
時計もNGです。時間は画面右上に表示される残り時間を見てペースを見極めましょう。

ペーパーテストとCBTでは慣れの問題もあって、一問解くのに時間がかかりました。
なぜか文字を眺めてしまうんですよね。
休憩は取るようにと講師の方や経験者に言われましたが、一問一問ゆっくり回答していたのであまりゆっくりする時間はなくて、結局取りませんでした。問題を解き終わったのは終了15分前くらい。
見直しをして、最終的に終わったのは2分30秒前。時間をフルに使いました。

フラフラの頭でアンケートに数問回答した後、「Congratulations!」のメッセージ表示されて、合格したことを知ります。結構あっさり。実感はあまりなく感動はずいぶん薄かったです。

問題の傾向はその都度変更されると思うのであまり参考にはならないと思いますが。
EVMに関連する問題が頻発。ちょっと苦手意識があったので前日にきちんとたたき込んでおいたのが功を奏しました。
計算自体は電卓も使用できるし、簡単なので点の取りこぼしは最小限にしたいところです。
あと、プロジェクト憲章がらみの問題が比較的印象に残っています。

満点は取れない試験だと思うので、マイナスを減らす努力が大事だと思いました。
まんべんなく6割以上がとれるところを目指せば結果は付いてくると思います。

タグ:PMP
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GoogleがPowermeterをやめるらしい [思]


GoogleがPowerMeterを切り捨て?

最近の暑さに加えて、そろそろ節電一辺倒では厳しい様子を感じる毎日。
見える化は確かに第一歩だが、それだけでは十分ではなかったと言うことだろうか。
見える化だけでは3%程度の削減効果しかないあたりを見ると、持続性や徹底が難しい現実が垣間見える。
一方、上記ブログに記載されているEcofactorは一歩進んでおり、各家庭に備えられたインテリジェント・サーモスタットが天候データ、住宅内の温度、住宅自体の仕様などの情報を解析し、自動的に適正温度が設定されるという。


会社の共用トイレのスイッチ付近には「使い終わったら消灯してください」という張り紙がある。
しかし、いつもトイレに入るときは灯りがついているという現実を見るにつけ、センサーつけろよと思う。


こちらのブログにはPowerMeterが離陸しなかった5つの理由が挙げられている。

  1. 時期尚早
  2. Opt-outではなくOpt-inだった
  3. 電力会社よりも消費者フレンドリーだった
  4. 消費者に直接的(電力会社との関係が薄かった)
  5. Googleはエネルギー会社ではない
全部の意見に賛成するわけではないが、Googleが今までしてきたように技術革新が人や企業、社会の行動を変えるというアプローチが失敗したように思う。米国では電力会社がいっぱいあるからと言う事情もあると思う。しかし、電力会社をぬきにしたスマートグリッドはやはり難しいと思った。

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仙台へ行ってきた。 [思]

この連休に友人に会いに仙台へ行ってきた。

最初に被災地を見させてもらった。
友人の実家まで車で移動する途中、それまでところどころ補修された道路は震災の影響を物語っていたが、仙台駅から車で20分ほど海の方へ進んだある交差点を右折したところから世界が変わった。

広大に広がる空と大地。

がれきが取り除かれた道路の端には真新しい電柱が並んでいる。
被災後に打ち立てられた電柱と架線した電線がずっと遠くまで続くのが見える。
なにしろ家やマンションなどの建物が存在しないから。
道路の左側に広がる土地にはがれきが少なかったが、右側にはまだちらほら壊れた車やがれきが転がっていた。
しばらく進むと遠くに防風林が見える。あの林の向こうが海岸線らしい。
普通、防風林は隙間なく木が並んでいるものだが、ところどころ林の隙間からその先の空が見える。スカスカなのは津波によってなぎ倒された木があるためらしい。
防風林の松が根こそぎ流れて何本も海岸線から遠く離れた地面に横たわっていた。

都市部に近いためか、がれきの整理はある程度進んでいる。多くの作業員が電柱を立て、電線を張る作業をしていた。しかし、この被災地域には建築制限がかかるらしく、新たに家を建てたりすることは出来ないようだ。

避難所の小学校にも立ち寄ったが、グランドは津波の影響からか痛んでおり、使えない。
体育館には被災者がまだおり、校舎脇には自衛隊の車両や炊き出し設備が置いてあった。


仙台市内に戻るとほとんど震災の影響は見えないが、店にはいるとホームセンターの天井は所々抜けており、仮設の足場を建てて客の安全を確保している。また、コンビニは何軒か回ったが東京ほどには回復しておらず、一部の棚ががら空きだったりする。
仙台の歓楽街国分町には人がたくさん出ていたが、以前に比べると少ないようだ。
たくさん飲んで地域経済に若干の貢献をしてきた。




本当に道路一本違うだけで一変する世界を目の当たりにして、今後の復興というものの難しさを痛感した。
同じ宮城県、同じ区であっても被害に遭わなかった人、あった人の格差が大きすぎる。
被災した人は永遠に忘れられないだろうが、幸いにして被災しなかった人は案外すぐに忘れてしまうのではないかと思った。

復興計画がなかなか出てこないと憤る声も日増しに増えているものの、この現場を見たら正直どこから手をつけたらよいものか分からない。
こんな地域が東北の沿岸地域に広がるのだから、一律に同じ処理を進めることはもちろんできない。作業の進捗も地域差が出るのは仕方ない。
救命救急ではトリアージという医療処置の優先度をつける手法があるが、同じように街の復興も優先度をつけて取りかかる必要があろう。なにしろ復興のための人・モノ・金が絶対的に足りない。


東日本大震災によって東北3県の人口・労働力市場がどう変わるか


興味深い論文を見つけた。
被災の有無にかかわらず、高齢化が進んでいる日本において地方人口の縮小は避けられない。残念ながら被災した地域は過疎化・高齢化が加速するだろう。

農業、漁業の一次産業は復興後もおそらく東北地方の強みになる。これを最大限活かしつつ、競争力を高め、高齢化する社会を厳しい財政状況の中で支えるためにどうすべきかは地元の人々がともに考え、議論していくことが重要だろうと思う。
地域の街作りは決して東京の人が決めるべき事ではない。自分たちの地域の未来は自分たちで考え、実現するモノだ。

「今どうするか」は大事だが、子ども達が大人になったとき、20~30年後の地域がどうなるか、どうなっていて欲しいかを想像することも大事だと思う。


あらためて、犠牲になった人々に合掌。


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地震のあとに思ったこと。 [思]

今回の震災で亡くなられた方々の心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

今回の震災、津波、原発災害の一連の災害についてやはり何か残しておきたいと思う。
何を残すべきか?あまりにも多くのことが一度に発生して未だに自分の中で整理がつかない。
このままずっと未消化のままでは次のステップへ進めないと思うので簡単に記しておきたい。

何について書こうかずっと悩む。

二時間半かけて歩いて自宅まで帰ったこと。

巨大な津波が家や車や人を飲み込む映像に釘付けになったこと。

福島原発をはじめとして多くの発電所が停止したことに伴う停電と節電生活。
オフィスの空調は切られ、店舗の照明は薄暗く、夜の街から活気と明るさが失われたこと。

人々は玉石混交の情報の渦に巻き込まれ、何が正しい情報なのか分からず不安に駆られ、
被災地でもないのに店頭から様々なものが消えたこと。

ACのCMがヘビーローテーションでポポポポーンなこと。


そんな非日常の毎日が続く中、自分も他人の不安に影響を受けないわけが無い。
毎日のように続く余震に神経を削られ、それでも自分らしさを保っていられたのは何だったのだろうかと
考えると、身近な人々の存在なのだと思う。


自分自身誰かに心配され、そして誰かを心配する。
自分の無事を伝える。無事を確認して安心する。

心配をするのは独りよがりで、一方の勝手な思いこみや勘違いかもしれない。
そんな不確かで目に見えないつながりが、自分を支えたのだと思う。

そして、自分も誰かの支えになりたいと、何か力になることはないかと強く自問した。
でも、残念ながら傷ついた人の力になることはほとんどなくて、せめて自分の生活を
いつも通り過ごすことくらいしかない。


支えになる人を失ったり、手を伸ばしてくれる人がいなくなったとして、どこにもぶつけようのない
怒りや悲しみが行き場を失い、自分の心の中でどんどん膨れあがって押し潰れそうなとき
声を出してみてほしい。自分はここにいると。話を聞いて欲しいと。

愛する人を失った悲しみは決して消えないけれど、あなたの声に耳を傾けてくれる人、支えてくれる人々が
いることに気づいたとき、きっとあなたは立ち直ることが出来ると思う。


合掌。


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ゲームニクス理論 [思]

先週末、ゲームニクス理論についての講演に参加してきた。
とても面白かったのでさっそく図書館で著書を読んでみた。

ゲームニクス理論とは、著書で以下のように紹介されている。
「子供からお年寄りまで、パッと見ただけで使い方が分かって、無理せず使いこなせるようになり、知らぬうちに夢中になってしまう」製品を開発するための技法
ゲームニクスとは何か(P.44)

つまり、ゲーム開発のノウハウを体系化したものである。
これは以下の4つの原則から成り立っている。この原則の下に詳細な技術が構成されている。(P.68〜69)

  1. 直感的なユーザーインターフェース
  2. マニュアルなしでルールを理解してもらう
  3. はまる演出と段階的な学習効果
  4. ゲームの外部化
ゲーム自体を楽しむために、ゲーム以外のところでユーザーにストレスを与えてはならないという点はほかの産業には見られない非常に厳しい特徴である。操作方法が分からない、何をしたらいいか分からないと感じたら「くそゲー」と罵られ、二度と遊ぶ機会はない。
比較のために銀行のATMが挙げられている。利用者の多くは現金引き出しするのだが、ほかのボタンと同じ大きさ、同じ色で均一である。ローン申し込みなんてほとんど利用しないのに均一である。
大きさを変える、色を変えるなどして目立たせれば利用者に分かりやすい。
銀行ではATMの操作補助のために一人常駐させていたりする。各店舗に一人つけているとしたら銀行全体では結構な費用だ。
そのお金をUI開発にかけろよ。そうすれば行列での待ち時間も短縮される。

ゲーム業界の人なら知らない人はいない「アタリショック」から任天堂は粗悪なゲームの氾濫がアタリショックを引き起こしたと分析し、社内にスーパーマリオクラブという審査機関を設置した。これは一般の人を集めて作品に点数がつけられる。開発の最終段階でこの審査は行われ、80点以上を取らないと出荷されない。(今現在はそうでもないらしい)
開発者にしてみたらドキドキである。1〜2年かけた作品が世に出ないのだから。

このことはAppleのAppStoreとGoogleのAndroidマーケットについても適用できる考えだと思う。
Appleはアプリの審査があるいっぽうでAndroidはそうした審査がない。開発者からはAppleの審査基準がわかりにくいなどの指摘があるが、マーケット規模としては依然としてAndroidよりも大きいようだ。

このゲームニクス理論の考え方はゲームに限らず、ほかの製品やサービスにも適用できる考えである。
特にIT業界は一刻も早くこの技術を取り込む必要があるだろう。
たいてい、開発においてUIデザインまで手間暇かけられないために非常に使いにくいものが氾濫している。
ITにアレルギーを感じる人はきっとこの使いにくさが一番の原因だと思う。

サービス業においては顧客を飽きさせないようにしてリピーターを確保することが重要。新規顧客をたくさん集めることも大事だけれど、今の時代ソーシャルネットワークによって評判が広く瞬時に広まる事を考慮しなければならない。グルーポンのおせち事件がいい例である。

講演の中で筆者が言っていたけれど学校教育で最初に簡単(というか基礎的)な問題に50点くらいつけてその後の難しい問題には5点とかつけるようにしたらみんな70点とか80点とれてやる気が持続するのではないか?というアイデアはスゴくいいと思った。
良い点取れると嬉しいし、出来る子と点数に大きな差がつかないから頑張れば追いつけると感じてやる気が続くのではないだろうか?
普通の学校教育ではたぶん難しいだろうけれど、塾なんかだったらやりやすいのでは?

これらのことからゲームニクスってUIに限らず、インタラクションデザインの理論だなと思った。
そこには筆者が指摘するように日本人の持つ「おもてなし」文化が根底にあるんだなと痛感した。


ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書)

ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書)

  • 作者: サイトウ アキヒロ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 新書

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未婚子なしの遠吠え [思]

昨年末から中高生にプロジェクトマネジメントの手法、考え方を教えようというプロジェクトにボランティアとして参加している。
土曜日はミーティングがあってこれまでリーダーをしていた短大の先生のお話をいろいろと伺った。これまでのプロジェクトの経緯から現在の若者の実態についてなど意識共有がメインな感じだった。

先生曰く、最近の若者は自分で自分の目標を設定することが出来ない。指示をすれば与えたことはきちんとやるそうだ。
でも、「指示待ちちゃん」、「教えてちゃん」は今の社会人にもいっぱいいるんじゃないだろうか?
私の仮説だが、こうした人々は親切に手をさしのべてくれる、口を出してくれる人々に囲まれているんではないだろうか?
分からないと言えば誰かが親切に教えてくれる、場合によっては代わりにやってくれる周りの人々がいることがその人にとって当たり前の世界なのではないだろうか?

そんななか、昨日の情熱大陸で藤間勘十郎を観た。中村鷹之資に稽古をつけている様子は違った。
稽古で鷹之資が扇子を開くところを開けないミスをしたにも関わらず、勘十郎は何も言わない。
そして本番でも同じミスをした。そのときも楽屋で何も言わない。
そしてタクシーの中で、「あれだけ練習したのに周りから(ミスしたことを)言われる。それは辛いですよ。」
自分から言わないのかと聞かれ、「そんなことは言いません。そんな甘やかしたりしません。」と言った。
(この辺うろ覚えなんで細かい表現は違うと思う)

鷹之資は決して勘十郎に対して何かを問うたり、甘えたりはしなかった。(少なくとも放送内では)
勘十郎も叱ったり間違えたことを問うたりしなかった。
親子ではないからといえ、稽古を通して親よりも濃い時間を過ごすだろう関係の中で、甘えが生まれる隙は十分にあるだろう。
ましてや、鷹之資はまだ小学生だ。親父は人間国宝でまわりはちやほやするだろう。

鷹之資は実際、勘十郎のことをどう思ったのだろう?
周りの取り巻きの一人に「間違えたなー?」、「てへ(^^;)」みたいだったのだろうか?
それとも、「なぜ先生(勘十郎)は怒らないのだろう?」と自問したのだろうか?

少しでも子供の力になりたいという親心は子を持たない自分にも分からないでもない。
しかし、事細かく教えることが必ずしも優しさではない。もちろん「オレの背中を観ろ」みたいに教えないことが優しさでもない。
常に見守り続けること、一度つかんだその手を離さないことが優しさではないだろうか?

最悪なのはあれこれ口を出しておいて否定すること。
口を出してくれることは愛情がある証拠と受け取れる。
努力して結果がダメだったらそれは本人が一番よく分かっている。
分かっている上に否定されれば信頼はなくなるだろう。

話がそれてしまった。
「言わなければ分からない、伝わらない」と言われて久しい。
でも言わないこともまた、伝える手段なのだ。
言わないことがちゃんと意図したとおりに伝わったかどうか分からないかもしれない。
でもよく見ていればそれは分かるはず。だから見守り続けることが大事なのだ。
そして、「言わない」ことは考える力を養う一つの方法なのだと思った。



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仕事始め [思]

今日から仕事始め。電車はいつもより空いていた。途中から座れたくらい。
年末は有休をもらって早めにお休みを頂いた分、休み明けのトラブルがちょっと気になる。
確認してみると地方の事務所が一カ所ネットワーク切断されていた。
おそらく停電か何かの影響と見て、始業後に連絡して対応することにする。

そのほかはとりあえず無事らしく、平和なスタートが切れた。
午後は少し時間が出来たので2011年のアクティビティをマインドマップで書いてみるなど。
いろいろと調べることが必要なのが分かった。

志は高く。日々コツコツと積み上げていきたいですね。

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正月太り [思]

近所のジムが2日から開いているのを確認して、今日は昼頃からジムへ。
メニューの内容は主に以下の通り。
バイク11km
ラン4km
スイム500m

このほかに腹筋などしてみたり。ジムに入る前に比べて1.7kgほど身体が軽くなった。
いよいよ今年はトライアスロンに挑戦してみようと画策しているところ。
ウェットスーツやバイクなどの機材も必要らしく資金調達も考えないといけないなぁ。

今日はその後トロンを見に行った。
前売り券(1600円)買ったのに劇場でIMAXだと前売り割引は一切きかない(つまり2200円)と言われ別の映画館に移動。
そこでも同じく劇場で+100円(計1700円)を申しつけられる。
何なんだ?3Dの扱いが劇場によって異なるのはわかりにくいことこの上ない。ただでさえ高いのに。プンプン[猫]

ちなみにトロンは3Dで見なくても良いと思う。それなりに効果的に3Dをつかっていたけど2Dの映像も多いので。
あとトロンの前作を見て予習していく方が話がスムーズに入りやすいかと。
トロン [DVD]

トロン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD

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