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J!NS PC (メガネ)いいよ! [職]

最近、メガネを変えました。

というのも、こんな記事を見たのがきっかけ。

眼の専門家に聞く、LEDディスプレイから出る「ブルーライト」は何が悪い?



いろんなブログ等でも紹介されています。

たった3990円でパソコン作業が劇的に楽になる?JINS PC カスタム(度付き)が予想外にすごかった。


フォトグラファーによる、JINS PC レビュー


んで、早速会社帰りに店頭まで行って実物を見てきました。
購入したのはJINS PCカスタム(度付き)


■1週間使ってみての感想

目の疲労感が減りました。体感できるくらい。
メガネを変える以前はそれほど意識したことがなかったけれど、午後になるとやはり疲れてくるわけです。
細かい文字で書かれたEXCELとにらめっこすると疲れるわけです。
オジさんなんで細かい文字を読むのが疲れるわけです。
文字や数字が見づらいので、目をこらして見なければならないのですが、そういうときの疲労感が明らかに軽減しています。

自宅に帰って少し目を閉じたら寝ていたなんて事がしばしばだったのですが、これもきっとブルーライトのせいです。視神経が勝手にオフラインになっていたんです。きっと。
おかげさまで今週は規則正しい生活を送っています。
J!NSさんありがとう。


若干暗めに見えることや色味が多少変わってくるので、デザイナーの方などはつけっぱなしで仕事をすることが難しいケースがあるかと思いますが、一般事務職的な仕事をされている場合はあまり気にせず使えると思います。


PCを長時間使うと目(視神経)が興奮して寝付きが悪い方などはおススメです。
なんと言っても身体が大事。特に目からの情報量は圧倒的に多い分、視神経にかかる負担も大きいと思います。


■人から見られた場合

職場で色メガネに抵抗がある場合は、よく吟味されることをおすすめします。

店頭で普通の透明なメガネと比べると、明らかに茶色がかっています。薄い色のサングラスみたいな感じです。比較するとその違いは明白なので購入をためらう事があるかもしれません。

私の場合、店頭で比較した際には、私も「茶色いな。」と感じましたが、できあがったメガネを引き取りに言った際に確認したときは、「あれ?透明じゃん。レンズ間違えてない?」と思ったほどです。
度付きの場合は、普段使う分にはそれほど意識するほどの違いはありません。
気づく人は気づくっていうレベルです。

ちなみに度なしのJINS PCの方が色味が強いです。その分、ブルーライトの削減効果も大きいようです。
あ、そうそう。購入直後にこのニュースが流れたときは軽く衝撃を受けました。
悔しいので実物は見てませんが、色メガネに抵抗ある人はクリアレンズを選ぶと良いでしょう。


JINS PCに「クリアレンズ」が登場――可視光透過率は98%


JINSの他にZoffでも同様にブルーライト軽減メガネがありますが、JINSと比べるとZoffの方が茶色い感じです。

参考
NAVERまとめ PCメガネ「JINS」「Zoff」どっちがいいの?

ASCII.JP 自腹で対決! JINS対Zoff PC対応メガネレンズの効果は?




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Tomcat(Java)を使うとDNSの変更が反映されない件 [職]

メールサーバの変更に伴うDNSレコードの変更が反映されなかったのでメモ。

今回、メールサーバをリプレースした。
DNSがらみでトラブったのでご参考までに。

以下の例で説明しよう。

変更前サーバ:192.168.1.1 ホスト名:aaa
変更後サーバ:192.168.1.2 ホスト名:bbb

SMTPやPOPなどはDNS上ではCNAMEとして登録する。

DNSレコードの例(変更前)
aaa A 192.168.1.1
smtp IN CNAME aaa


DNSレコードの例(変更後)
aaa A 192.168.1.1
bbb A 192.168.1.2
smtp IN CNAME bbb


上記のように変更する事によって、クライアント側での変更を最小限にする。
DNSの変更を素早く反映させるために、TTLを短縮する(86400秒=1日を600秒=10分に変更)

この設定変更により一部のサーバを除いて無事に変更が反映された。
反映されなかった一部のサーバではTomcatが動いていたため、この辺に何か問題があるのではないかと思われた。

まず、基本的な知識として確認。
Linuxの場合、/etc/nsswitch.confの中でホスト名の探索順位が決められている。

例)hosts:      files dns

上記の例では、まず、ホスト上のファイル(/etc/hosts)を参照し、その後DNSによる探索を行う。
DNSの探索を行う際には/etc/resolv.confで指定したネームサーバに問い合わせを行う。

Windowsの場合
hostsファイルを参照し、その後、ネットワークのプロパティで指定したDNSサーバに問い合わせを行うのは同じである。
しかし、DNSサーバに問い合わせを行う前にリゾルバキャッシュを確認する。
このキャッシュの内容は以下のコマンドで確認できる。

# ipconfig /displaydns

参考

このキャッシュの保持期間だが、ポジティブキャッシュは1日(86400秒)、ネガティブキャッシュは15分(900秒)とのことである。

このため、OSレベル、ネットワークレベルではキャッシュが永続化する仕組みはないため、DNS変更が反映されるはずなのだが、Tomcat(Java)を使っているとTomcatの再起動をしないと反映されない。
色々調べた結果、Javaのプロパティのひとつ(networkaddress.cache.ttl )が影響している事が分かった。
このプロパティ、デフォルトでは-1となっており、「ずっとキャッシュ」する。

参考

この値を変更するには、java.securityというファイルの中で値を変更する。
ただし、変更にあたってはDNSスプーフィング攻撃に気をつけてねということらしい。

結局、消極的対処としては従来通り、Tomcatを再起動すると言う方法が考えられる。
もう一つは、リスクを取ってこのプロパティ(networkaddress.cache.ttl)を変える。

というわけで、デフォルトではJava系を使っているサイトは再起動が必要になることは覚えておこう。


関連情報として、「DNS Rebinding」DNS攻撃手法というものが興味深い。
4年も前のものだけど全然知らなかった。勉強になります。

力石 健次 DNS rebinding attackの対策と考察


徳丸浩の日記 DNS rebinding

この元になっている論文はこちら。(あとで読む)

Collin Jackson et,al
Protecting Browsers from DNS Rebinding Attacks 
ACM CCS 07


タグ:DNS Java

IIJビジネスフォーラムに参加してみた [職]

総務省の情報通信国際戦略局情報通信政策課長の谷脇氏の講演があったので参加してみた。
講演では総務省のスマートグリッド研究会の報告書をもとに幅広く行政としての方向性などをお話し頂いた。
報告書はとても包括的にクラウド導入の課題などを整理している。クラウドの関心のある人は一読をお勧めします。

講演を聴いて疑問に思ったのがインターネットアクセスインフラは世界最高レベルなのに利活用が進まないのはなぜか?
また、クラウドで利活用を促進させるとする根拠である。
数年前のe-japan戦略で達成したこと、出来なかったことなどの総括が欲しかった。
資料中にもあるが、政府の利活用が個人、企業の利活用と比べ最も遅れている。
政府が率先して霞ヶ関クラウドや地方行政のクラウド化を提案しているが、民間の知識、技術を活用して進めて欲しい。

パネルディスカッションのほうは日経新聞とNHK、そしてはやぶさ中継の和歌山大学がそれぞれの活動について報告があった。
日経はWEB刊、NHKはオンデマンドと新しいビジネスモデルはそれぞれ順調に伸びている。
活字離れなどと言われているが、「紙」離れとは同義ではなくまったくそんなことはない。スマートフォンやパッド端末への対応を進めていくとのこと。これはWEB刊を始めたタイミングがよかった。
WEB刊によって特ダネを他紙に抜かれてもその日の午後にはキャッチアップできた。
記者は特オチが怖いとよく聞くが、そうした考えも衰退していくのかもしれない。Y!のようなニュースアグリゲータの存在によりどこが特ダネをとったかというのはあまり読者の関心にない。記事そのもののバリューを高めるような価値観の変化が記者の中に生まれることを期待したい。そのためには匿名記事ではなく、署名記事をもっと増やしていくべきだろう。

NHKオンデマンドは会員の6〜7%が実際にお金を払って頂いている。ほかは無料会員。主な利用者は30〜50代の男性。これには驚いた。女性のほうが多いものと思っていた。
収支均衡までにはあと5倍必要らしい。8〜9月の間、試験的に300円を100円にしたところ売上が2倍に増えた!利用者の値頃感と自分たちの感覚がずれていることを実感。定額制なども検討しているそうだ。

両者の話を聞いて改めてインターネットは「時間と場所の制約からの開放」なのだと思った。
紙媒体では次の朝刊まで丸一日のタイムラグがある。それは大きい。けれどネットなら数時間で追いつける。これは朝刊に間に合うための〆切という概念もなくなる。夜討ち朝駆けなんてハードなワークスタイルも変わるかもしれないと思った。
NHKオンデマンドは放送では届かないサラリーマンのニーズが高く、放送局の時間に制約されないライフスタイルが実現できた。その価値があると思う人たちが有料番組を視聴している。
こちらもやはりアーカイブとして長く残るために良い番組作りをするインセンティブが高まるのではないだろうか?

そして、両者とも既存のビジネスモデルとの両立に苦心しているのが興味深かった。
それは最も難しい戦略であり、既存モデルの撤退戦略もまた、必要だろうと思った。
NHKは規制があるので撤退はあり得ないが、オンデマンドで利益を上げてはいけないとの縛りがあるので仮に儲かるようになったら無料にしなければならない(それは現状夢のような話だが)。そうすると民放を圧迫する懸念もあるしということで悩みは多い。

クラウド導入の阻害要因には既存資産(サンクコスト)の膨張と「棄てる」という割り切りができないというのはあるのかもしれない。


和歌山大のはやぶさ映像は何度見ても涙するわ−。


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