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redhat network でチャンネルサブスクリプションを変更する [Linux]

引き続き、redhatネタ。
マニアネタ過ぎてアクセスも少ない。
気にせず、メモメモ。

yum でインストールしたいんだけどパッケージが見つからない。具体的には、rrdtool-perlというパッケージ。

# yum search rrdtool-perl

けれどredhat network (http://rhn.redhat.com)で検索するとパッケージが見つかる。なんでやねーん!ってよくみるとこのパッケージはRHEL Server Optional(v.6 64-bit x86_64)というチャンネルらしい。正確にはサブチャンネルらしく、デフォルトでは検索対象外らしい。そのため、これを検索対象にするには以下の通りにする。

  1. redhat network にログイン(http://rhn.redhat.com
  2. 「システム」をクリック。インストール先のサーバを選択する。
  3. 「チャンネルサブスクリプションの変更」をクリック。
  4. RHEL Server Optional(v.6 64-bit x86_64)にチェックを入れる。
  5. 「サブスクリプションの変更」ボタンをクリックする。
  6. この後、yumで検索すると先ほど検索できなかったパッケージが見つかる。
  7. あとは通常のパッケージ同様、インストールする。

# yum install rrdtool-perl

今日もトリビアなネタでした。


タグ:RedHat linux yum

dovecot で非SSL通信を許可する [Linux]

redhatネタ続き。

今度はMUAのdovecotでちょこっとはまったのでメモ。
セキュリティ向上の波はこちらにも押し寄せているわけでして、クライアントとサーバ間はSSL通信するのがデフォルトになっております。

今までと同じように利用できるようにするためには、クライアントPCのメーラー設定を変更してもらうか、サーバ側で非SSL通信を可能にするのどちらか。
インターネットを経由してメールサーバに接続する場合はSSL通信を可能にすべきと思いますが、社内メールサーバなので非SSL通信を許可することにします。

さて、具体的には以下のファイルを編集します。

/etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf

この中の以下の部分をコメントアウトして変更します。

disable_plaintext_auth = yes -> no にする。

ファイルを保存してサービスを再起動します。

# service dovecot reload





タグ:RedHat linux Dovecot

redhat EnterpriseLinux 6 でPostfixをネットワーク越しに使えるようにする方法 [Linux]

最近、サーバ移行作業を地味に続けています。
今は、redhat4から6へのバージョンアップ。

昔とだいぶ変わったなあと思うのは、標準設定がセキュリティ寄りになっていることです。
一昔前はインストールしたらできるだけすぐに利用できるような標準設定になっていたのですが、変わりましたね。

「設定ファイルをコピーしたらええんや!」という安易な移行は慎まないといけないですね。
というわけで差分をひとつひとつ確認するのも大変なので、ちょっとショートカットしようと思います。

英語のマニュアルにはちゃんと基本設定の変更箇所を整理しています。


By default, Postfix does not accept network connections from any host other than the local host. Perform the following steps as root to enable mail delivery for other hosts on the network:
Edit the /etc/postfix/main.cf file with a text editor, such as vi.
Uncomment the mydomain line by removing the hash sign (#), and replace domain.tld with the domain the mail server is servicing, such as example.com.
Uncomment the myorigin = $mydomain line.
Uncomment the myhostname line, and replace host.domain.tld with the hostname for the machine.
Uncomment the mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain line.
Uncomment the mynetworks line, and replace 168.100.189.0/28 with a valid network setting for hosts that can connect to the server.
Uncomment the inet_interfaces = all line.
Comment the inet_interfaces = localhost line.
Restart the postfix service.

デフォルトでは、Postfixはローカル(同一サーバ内)でしかメールが送信できません。通常のメールサーバのようにネットワーク越しに送信するためには以下の設定が必要です。

設定ファイル(/etc/postfix/main.cf)の以下の箇所を編集します。

mydomainを含む行のコメントを外します。(行頭の#を削除)
"domain.tld"を自社のドメインに変更します。例:example.com

myorigin = $mydomain の行のコメントを外します。

myhostnameの行のコメントを外します。
"host.domain.tld" を自社のメールサーバのホスト名にします。例:mail.example.com

mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain の行のコメントを外します。

mynetworks の行のコメントを外します。
"168.100.189.0/28"の記述をこのサーバにアクセスできる有効なネットワークアドレスに置き換えます。

inet_interfaces = all の行のコメントを外します。
inet_interfaces = localhost の行をコメントにします。(行頭に#をつける)

postfixを再起動します。



タグ:postfix RedHat linux

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